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『沈黙のゴジラ』 [続・兵器図鑑㊻]

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怪獣「ゴジラ」はアメリカの原爆投下で壊滅した広島、長崎から9年後に深海の放射能で生れた凶悪怪獣が日本を粉みじんに踏み潰す東宝特撮映画だ。この怪獣は今、恐怖の潜水艦に形を変え世界の深海を沈黙航行している。その名は米海軍弾道ミサイル潜水艦「ブーマー」である。
oh.jpg その中で最強凶悪なのが〈オハイオ級弾道ミサイル潜水艦〉で、アメリカの核兵力の約半分を搭載している。全長170メートルのオハイオ級艦たちは24本の〈トライデントII潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)〉を装備し、最大7千マイル先の標的を水中から発射破壊する。「トライデントII」は大気圏再突入後の速度はマッハ24でその速さのまま、100~475キロトンの核弾頭を持つ8個の〈独立再突入体〉に分離、各標的を襲う。
全オハイオ級の「トライデントII」発射は1分もかからず192発の核弾頭は一瞬にして24都市を消滅させる。これはもう「ゴジラ」以上の悪夢の破壊兵器に他ならない。
核武装する他国、ロシア、英国、フランス、中国にもオハイオ級同等の破壊力を持つ原潜は存在しない。少しレベルを下げるとすればロシアの〈タイフーン級(24のミサイル発射菅を有する)〉がそれに匹敵するだろう。
核抑止力とは何だろう?敵の先制攻撃により領土(陸上配備核ミサイルや核搭載爆撃機も含む)が全滅しても海中深く潜んで沈黙を守る〈SLBM潜水艦〉の探知は不可能に近く、核報復攻撃で敵を殲滅する事が出来る。これは敵も承知で先制第一撃の核攻撃を躊躇し、核戦争抑止力となるのだ。〈SLBM潜水艦〉の真の運用目的は攻撃する事ではなく一発も発射しない事が任務成功といえる。
不測の事態で「ブーマー」はどう動くのか?〈SLBM潜水艦〉の任務は敵艦船攻撃ではなく可能な限り動きをせず沈黙待機し敵探知から逃れることだ。原潜の海中待機は無制限で巡航中でもノイズはごく僅かだ。乗員154名は〈ゴールド〉、〈ブルー〉の2ユニット制に分かれ24時間哨戒にあたる。「ブーマー」は一度出航すると70日~90日潜航したままで、補給は〈哨戒前後1カ月〉置きに受ける。 では攻撃は、①まず〈超低周波無線〉で発射命令が入る。②標的座標を入力する。③SLBMを発射する。全行程1分もかからない。
現時点の「トラインデントII」運用は 〈C4〉から〈D5〉に進化し、射程が50%上がり、精密攻撃が可能となったのでどんな軍事施設をもマーク出来る。
アメリカ海軍は最終的には〈オハイオ級〉+最新鋭の〈コロンビア級〉合わせて常時核ミサイル240本(弾頭1.090個)を戦力とする構想を持っている。これは全世界を数回殲滅する事が出来る。 〈オハイオ級〉は2020年代末まで供用しつつ後継艦の〈コロンビア級(1艦40億ドル~60億ドルと高額で隻数は減少するが新型原子炉で大修理並みの燃料交換が不要となる)に順次入れ替わる。同級は2085年まで供用される予定だ。
Sebastien Roblin January 24, 2018
http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/the-navy-has-1-submarine-could-destroy-north-korea-its-own-24202?page=show
より抜粋

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