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『F-35機体価格は着実に下がるのか ロッキードは信頼出来るのか』 [軍事⑯]

New F-35 Cost Target Slips Toward Goal
By Amy Butler
Source: Aviation Week & Space Technology
aviationweek.com August 05, 2013
F35.jpg
ペンタゴンとロッキード・マーティンがF-35の生産ロット最新分で交渉妥結し、同機では初めて機体価格が100百万ドルを割る可能性が出てきた。ただし、ここにはエンジンおよび後日改装は含まれていない。
繰り返すが、機体のみの価格であり、F135エンジンや後日装備分を加算するとはるかにこれより高くなる。一方、ペンタゴンは同機の本格生産対応ができるかを検討しようとしており、その場合は生産ピーク時点で機体単価を80から90百万ドルにする目標だという。
今回合意されたのは低率初期生産LRIP-6で36機、LRIP-7での35機分。
ただし契約総額および単価の数字は契約締結までは公表しないとロッキード・マーティンが発表している。
ただし同社によると各型式の機体単価は以前のロットから約4%下がっているという。LRIP-5の価格目標値が新規のLRIP-6および7での根拠となる。
米空軍向け通常離着陸型F-35AはLRIP-6で単価100.8百万ドルと算定されており、LRIP-7では96.8百万ドルになるとみられる。
ただし上記価格にはエンジンは含まれていない。政府調達契約はプラット・アンド・ホイットニーと別個契約でF135エンジンを購入するもの。プラットからは価格の発表がないが、国防関係者によればF-35A向けエンジンの価格は大体14百万ドルで、F-35Bは38百万ドルだという。プラットとペンタゴンはLRIP-6のエンジンで引き続き交渉中だ。
ただしテスト結果で必要となる改修費用の後日発生分はコストに含まれていない。5月時点でペンタゴンが出した試算ではLRIP-6および7の機体では7.4百万ドル相当の改修が必要になる。政府とロッキード・マーティンはすでに判明している改修費用の分割で合意ずみ。今後発生する問題改修は政府が全額負担する。
エンジン価格も含み、この改修費用も加算するとLRIP-6におけるF-35Aは118.5百万ドル、LRIP-7で114.5百万ドルになる。
だがロッキード・マーティンがこの目標を生産現場で達成できるかは不明だ。3月時点で関係者からLRIP-4で約7%の目標超過があったと明らかになっている。ただし、合意内容にあるリスク負担項目により今回の新規2ロットでは政府は免責となっている。ロッキード・マーティンがペンタゴンとで大規模な契約を成立させたのはマリリン・ヒューソン Marillyn Hewson CEO体制で初めてのこと。
前CEOのクリストファー・クバシックChristopher Kubasik はLRIP-5交渉に一年を要したが、ヒューソンは対照的に交渉では協調的なようだ。
今回のLRIP-6および7は価格が目標値を上回った際はロッキード・マーティンが全責任を取る形の際のはつの契約形態だ。なお、LRIP-6には米空軍向けA型18機、米海兵隊向けB型6機、海軍向けC型7機が含まれており、イタリア向けA型3機とオーストラリア向け2機もある。LRIP 7ではA型(19機)B(6機)C型(4機)の米国向けに加えイタリア向けA型3機、ノルウェー向けA型2機、英国向けB型1機となる。■

投稿時刻 2 hours ago、投稿者 moneyfreedom さん
ラベル: LRIP 6/7 F-35 機体価格 ロッキード・マーティン マリリン・ヒューソン
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