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『アメリカ空軍は15年後の核戦争を想定している』 [軍事㉗]

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[爆弾]2030年、米空軍は核戦争の只中にいる[exclamation×2]

12月初旬『米空軍グローバル打撃軍(AFGSC)』は世界核戦争の演習をマックスウェル空軍基地で実施し、現在開発中または配備中の各兵器が適正能力を発揮出来るかを検証した。
演習内容は『B-52』が最新型スタンドオフ兵器を搭載し、パトロール飛行を開始する。既に最新式大陸間弾道ミサイルの発射準備は完了している。と同時にステルスの長距離打撃爆撃機『B-2』、『B-3』が敵防空網をすり抜ける。
〈AFGSC戦力整備作戦立案本部長〉フェルディナンド・ストス准将はディフェンス・ニュースの取材に対し「全般的な実戦能力を試す卓上演習で、装備が正確に機能するかの確認です」と答えた。
米空軍が取り組む核戦力近代化プロジェクトは次世代爆撃機『LRS-B(B-3)』を既存の『B-1』、『B-2』『B-52』に加え、ミニットマンⅡ大陸間弾道ミサイル(ICBM)を地上配備戦略抑止力(GBSD)に更新する。
52.jpg 世界核戦争演習は今月7日から10日にかけて行われた。将来の戦場で米戦力が有効に役に立つかを検討する目的とフェルディナンド・ストス准将は説明した。この結果は〈AFGSC司令官〉ロビン・ランド大将が精査し、最上層指導部へ提出する。
〈空軍大学校校長〉スティーブン・クウァスト中将が10日、ディフェンス・ニュースの取材で「演習支援センターの任務は、世界各地からやって来る戦闘部隊指揮官の解決策を、迅速に、正確な解析結果データーや背景情報を提供する事です。我々はランド大将やグローバル打撃軍団のブレーンなのです」
フェルディナンド・ストス准将は演習の詳細は語らなかったが、ひとつ、既存装備と将来導入される新型装備の同時使用の有効性が証明されたと教えてくれた。
2030年に勃発する世界核戦争の状況を想像すると、『B-52』はエンジン換装で航続距離は25%増え、〈リンク16通信ネットワーク機能〉も供給され、レーダーも高性能化し、スタンドオフ兵器も威力を増している。『B-1』全機に〈統合バトルステーション(IBS)〉改修が加えられ、データリンク通信他の改良とともにエンジンも改善されているだろう。『B-2』は全機に〈新型防御システム(画像処理能力の強化と新型アンテナ)〉搭載が完了しているはずだ。
B1.jpg b2b.jpg 「驚くべき事に、今回の演習で『B-52』は改良を施せば2050年以降も難なく飛行可能である事が分かった。ただ、やはりストラスフォートレス各機はスタンドオフ兵器を敵防空体制の外から発射する役目にまわり、運用可能な空域は制限を受けるだろう」とストス准将は述べた。
他方では次世代機『LRS-B』により空軍は、未来へ踏み出す事が可能になり、優勢な形で敵空域に侵入出来るとストス准将は強調した。僅かな機数の『LRS-B』で、A2AD環境下でも高い実力を発揮出来る。今回の世界核戦争演習は2回目で、初回は2013年12月に実施したが初期段階に留まっていたとストス准将は回想する。早く2回目を実行したがったが予算強制削減措置により延期されてしまった。と、ストス准将は付け加えた。
3.jpg 米戦略軍司令官セシル・ヘイニー海軍大将や空軍参謀総長マーク・ウェルシュ大将は【核戦争演習】で戦略的思考がアップすると、効き目を強調している。
「この演習は迅速に展開を行うための脳トレです。予算をつぎこんで準備を長々と行っても提言を出すのが遅れたのでは意味がない。すばやく実施する事に意味があるのです。ただ分析と正確度にかかる時間は重要です。それにはコンピュータ技術やシミュレーションという技術のサポートがありますし、モデリング技術やコンピュータコーディング技術も利用出来ますから」とスティーブン・クウァスト中将はディフェンス・ニュースに語ってくれた。

Air Force Nuclear War Game Tests Future Bomber Fleet
Lara Seligman 4:15 p.m. EST December 18, 2015
http://www.defensenews.com/story/defense/air-space/air-force/2015/12/18/air-force-nuclear-war-game-tests-future-bomber-fleet/77515594/
より抜粋。

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